礼儀・礼節について
武道を志す者として、礼儀・礼節を身につけたいとの思いがあります。
最近特に感じていて、自分自身の振る舞いや子供たちへの指導をどうすればいいのか?
考えることが多くなりました。
上手でなくても強くなくても、まずは礼儀作法を正しく教えてあげることが大切だと思います。(保護者の方も理解していただきたい)
うまく説明ができませんが、柔道『講道館』様のホームページに掲載されている言葉を参考にさせていただきます。
興味のある方は、アクセスしてみてください。
→ http://kodokanjudoinstitute.org/courtesy/spirit/
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相手があってこそ学ぶことができ、また試合をすることが出来ます。ですから、相手となる人には、特に礼をつくすべきでしょう。
試合に出場し、また応援する際に、勝ちたい一心の邪念のとりこになり、相手がケガをしようと構わないからと無茶な動作に走ったり、相手を罵倒したりすることは、もっとも慎むべきことです。
武道は、荒々しい技や動作の攻撃が主になることから、奥にある礼や和の精神がなおざりにされて粗暴なだけの争いにならないように、「武道の稽古は礼に始まり礼に終わる」と礼の精神が強調されてきました。
今日の柔道においても同じで、強ければ強いほど礼の精神を保ち、他を活かす自他共栄の心情・態度でいなければなりません。
上の人から自分にされて嫌だったことは、下の人に対してしてはいけません。前の人からされて不愉快だったことは、後ろの人にしてはいけません。しかし、人は自分が他人からされて、はじめて何が人に不快感を与えるか分かる場合が多いことも事実です。
柔道を学ぶ私たちは、自分の行動が他人に迷惑や不快感をあたえないかどうか、十分に考え、推し量って行動すべきでしょう。柔道を通して私たちが学ぶ礼の精神の根本には、相手の人格を尊重し迷惑をかけない心掛けがあるはずだからです。
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