剛柔流の特徴

またまた、独り言なります。空手道　剛柔流の特徴をわかりやすく書かれている雑誌を紹介いたします。全日本空手道連盟剛柔会 範士九段 塩見明先生がJKF 女性向けの雑誌”かぐや”2010年夏号で解説された内容となります。剛柔流の特徴は？①曲線的な「円の動き」　円の動きは、直線的な動きよりも外からの力に強く、動作が途切れることなく受けから攻撃に移れるという意味があります。②接近戦を想定している　近い距離にいる相手を突いたり、打つことを想定しています。接近戦で力を出すために❶推進力❷慣性力❸腰の回転力（遠心力）❹沈下力を連動させるので、ねばりのある動き（「ムチミ」と呼ばれる）になります。③独特の呼吸法がある　爆発的な呼吸力と筋伸張力を使って力を出すのも特徴です。どのような立ち方がありますか？　代表的な２つを例に挙げましょう。　「三戦立ち（さんちんだち）」…他流派にも同じ名前の立ち方があります。筋肉の締めと腹式呼吸で力を生みます。三戦立ちで行う形「三戦」には体力・筋力づくりと精神修養の意味もあり、剛柔流ではもっとも大切な立ち方とされています。　「猫足立ち（ねこあしだち）」…　重心を落とし、後ろ足に体重をかけた立ち方。他流派の猫足立ちと違い、身体が正面を向きます。形の演武で大切なことは？　上記に加え、すべての動作はつねに「下丹田（げたんでん）」を意識すること。一連の流れを止めずに演武することが重要です。= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =わたし自身、改めて剛柔流の特徴を認識することができました。女性のための空手道季刊誌となっていますが、非常に勉強になる内容が盛りだくさんですよ～。かぐやのリンク→クリック